| 2004 GWのバハツーリングに参加して 石田 和彦
【出発】
おいらは2004年4月29日、高速バスで加藤隊員と千葉県にあるのに新東京国際空港という名の成田空港へ向かった。GW初日の高速道は比較的空いていた。大韓航空に乗ると早速スッチーに声をかける「アンニョンハセヨー、セニョリータ」ニコニコッと軽く会釈、ええどええど。噂の機内食ビビンバを味わう。「美味―いじゃん」11時間後LAに無事到着。石井BOSSのお出迎えで米国フリーウェイを走り、リバーサイドの石井宅に到着、準備も万端、いよいよおいらの憧れの大地メキシコへ出発だ。爽やかな米国からサンディエゴ、そしてMEXICOボーダーを通過したら大金持ちのおいらたち(冗談です)がポリスに目をつけられた。トレーラーがどーのこーのとイチャモンつけられて罰金(袖の下)40ドルなり。ったく、今度行く皆さん、ボーダー越えのときは、パスポート、難民服と顔に塗る靴墨は必須ですぞぃ。
【メキシコ到着】
エンセナダのホテル着、まずは恒例のウェルカムタコスだ。タコス屋には7歳くらいのかわいい娘がいた。「ボニータセニョリータ」というとおいらに握手を求めてきた。「10年経ったらまた来るから覚えといて、この黄色いバンダナあげる。」とおいらはやさしく手を離した。原地の人はなんでも手づかみで、生のまんま喰っている。同行の加藤さんが真似して食ったら、スイートスポットに大当たり、上から下からどうぞ状態、ホテルの便所がパラダイスと化した。メキシコの生水は、便秘の人にええらしい。
【憧れの大地を走る】
さて眠れぬ夜が明けた。まずは国道1号を南下してサント・トーマスからダート入りした。「ウォーッ滑る滑る」久し振りのダートにおいらのXR君はぐいぐいとおいらを乗せ突っ走る。山越えしたら感動の名場面になった。「ウォーッ太平洋だ」コースに海が見える所があったんだ、知らなかった。本当にきれい、美しい、美しさに国境はない、なーんちゃって、昼食は再度タコス屋で腹ごしらえ。昼間のテカテビールがウメーンだこれが。午後になってコースはハイスピードダートコースになった。前輪がワダチに捕まる、「イヤイヤ」とXR君が嘆いている。おいらはXR君をなだめながら高速で走る。トリニダッドでサポートのヒロ君と合流した。おいらはメキシコの子供たちに囲まれた。ステッカーを出したらきっと大喜びするだろうと思ったら「マネーマネー」だって?ダレダー、ステッカーで子供が喜ぶって言ったんは!?。
【マイクスカイランチョ】
これから伝説のDR乗りのご主人がいるマイクススカイランチョだ。けっこうハードなバハ、レースコース山岳越えを走る。おいらはガレ場でお決まりのバハの洗礼を受けそうになるが寸前で逃れてひたすら走破した。(長かったなー)
山賊が出て身ぐるみはがされると脅されていたが山で出会ったのは野うさぎだけだった。こんなへんぴな場所によく山小屋を造ったな。と思いながら中へ入ると米国人が大勢くつろいでいた。防火用水の変わりに作ったプールにまんま飛び込んでいったぜ、やっぱ、やることなすこと派手だなー。何つたって、ガレ場もべた座りでイケイケだもんな、総勢20人くらいで飯を食い酒盛り、夜はふけてゆく、ワイワイガヤガヤ、みんな英語が上手だね、どこで習ったの?」・・・・犬にも聞いたら、ワンダーだとさ。
夜10時以降電気がない山小屋である。石井BOSSから注意を受けてつかの間、めがねを取ろうと振り向いた瞬間「パシッ、わおー!」と電気もないのに電気が血走った。ベッドの角に目ん玉の上激突して血が飛び散った、ツーリング中のみ同棲を許してくれた、萩原隊長(♂)がやさしく、カット版で治療してくれた、そして石井BOSSのお言葉、人の話は最後まで聞くんだよわかったかいワンダー石田君、君はこれから日本をしょってたつんだから(冗談です)
朝が来てマイクス山巡りツアーです。ハゲ山ガレ場一周を2時間かけて回りました。スゴイです。ここをバハ1000で使うらしい、結構ハードでした。ウ●コしながら手を振ってたメキシカンもいたぜ?、まあ、ビンボーにゃおいらも慣れてるけど、メキシコの人は底抜けに明るいぜ、そしてマイクスダートを高速で一気に駆け下って国道3号に出る。アスファルトの国道を時速100キロでかっ飛ばす。バハのレースでトップクラスの選手は150キロ以上出すらしい、まさにクレイジー。サンマティアスという小さな村でランチだ。またタコスかよーと思ったらタコスでした。ところがこれが最高に美味いタコスだった。くさる寸前の食べ物って最高に美味しいんです。
【10万個?のサンドウォッシュ】
一息ついて出発だ。ウワサに聞いたサンドウォッシュの洗礼を受けた。「何コレ、ケムンパス吉田さんがふざけんな馬鹿野郎」って言ったらしいところ。うーむおいらも同感。ヘロヘロになりながらBOSS石井を追う。お待ちかねのドライレークに出た。海が遠くに見えた「石井さんこの先は海なんかい」とおいらが聞くと「行ってくればあ」って返事があっておいらは全開でドライレイクを突っ走る。行けども行けども海に着かねえ、なんとそれは蜃気楼でした。幻想的な夢をおいらは見てしまった。若干1名全開で新コースを爆走しておりました。石井社長がニヤニヤしながら隠れながら追う、誰かって?ナース萩原隊長です、こんなとこにおいていかれたらどうすんの、30分後合流、そして遠くに見えたハゲ山がだんだん近くに見えてドライレークとはおさらば、いやいやサンドコースをへろへろになりながら、一気に次の宿泊地サンフェリーペへ。
【サンフェリーペ】
なんとにぎやかな街なんだろうと思ったら【年に一度のお祭り】だった。海のリゾート地だからホテルも白かった、土産屋もたくさんあった、おいらはどうすんべかなーと思いながらてんこ盛りに買ってしまいました、メキシコの経済活性化のために・・・・しかし、本当に今日のライドは疲れた。バタンキュン、胸キュンにて本日は終了。
朝です、サンフェリーペの朝焼けがなんと美しいことか、久しぶりの感動です、朝食は海岸のレストランでみんなで食べました。今度来る時おいらは美しいメキシカン・セニョリータとここで二人だけで食べるんだ、と思ったとたん電話が鳴りました、ドキーンおいらにかい?それはなんと時計の目覚ましでした、石井BOSSここ、電話ないって言ってたじゃん、ホッ。
【最終日】
最終日出発するとなんと昨日の逆走だった。ドライレークを今日は時速120キロで加速してあっという間にパワーラインのサンドフープスについて軽くサンドの頭だけを飛んでクリアーして(石井BOSS)、牧場の中リヤースライドで走ったり、四輪のワダチが二本ある高速ダートをウィリーで走ったり(萩原隊長)・・・なんちゃって本当は疲れがピークで息絶え絶えでやっとトリニダッド村に到着だったんだい。またタコスかい?と思っていたら石井BOSSが、おいらがマイクスカイランチョの夜空の星に願いをしてたのをきっと見てたんでしょうねぇ・・・・赤いキツネ(餅入りですぞ、超感動)を用意してくれた。やっぱおいらは日本人、う、うま〜い。ここから一気にヌエボジャンクション、サンタカタリナ、ラグナハンソン、オーホスネグロスそんで国道走ってエンセナダに帰ってきた。
日本にいて話だけ聞いていたバハの大地を実際に走ってメキシコの大自然のスケールの違い、ふところの深さを感じたツーリングだった。おいら、また行きたい、行くでー、まっててくれよ、おいらの尻のヴァージンを奪った隠れ石たん、ガラガラヘビにさそりクン、長野の金沢さんに頼まれて植えた柿の実がなる2012年のレースまでしっかり他の人に洗礼でもしておきな、こりゃあ皆さんがマジでバハにはまっちまうんがわかる気がするで!Baja最高です!アミーゴ グラッシアス!!群馬県群馬郡群馬町 チームモトサウンド、一年生ワンダー石田 サンキュー、ヒロ君、プロテックスポーツ石井BOSS殿
石田 和彦 群馬県在住 45歳 既婚
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