このコーナーでは、プロテックスポーツがサポートを行った参加者のレポートを紹介します。

2000 BAJA2000

■20世紀最後で最大のオフロードレース『Baja2000』。

バハ・カリフォルニア半島を縦断するこの2800kmにも及ぶ壮大なレースに挑戦したのは【オイラ金沢】と関東のオフロードレース界ではチッター名の知れた【工藤政行40才】【倉下誠34才】【上野久英32才】の計4名。いずれもBajaでは経験豊富な猛者達だ!
マシンはホンダXR650R、プロテックスポーツで『BAJA仕様』にPREPしてもらい,更に今回はあの【ラリー・ロスラー】氏にフロントフォーク,リヤーショックをちょこちょこっといじっていただきました。
勿論サポートは【プロテックスポーツ】これで完璧!
コースは半島の北西部に位置する「エンセナダ市」をスタートし,半島最南端のリゾート地「カボサンルーカス」でゴール。勇壮な岩山,フカフカのサンド,突然の隠れ石、延々と続くガレ場,時速100マイルのワイドオープン、巨大なサボテン。どれを取ってもそれは【非日常的】そんな光景がオイラを虜にするんだ!




11月12日AM6:00、チームホンダの【ジョニー・キャンベル】がXR650Rをほんのわずかフロントを浮かせながらスタートして行った。何度来てもこの時間帯が一番緊張するんだ.おしっこ漏れそー!
オイラのチームのトップライダーは速さと安定性では定評がある「工藤選手」だ。【頑張れヨー】【完走しようぜ】とスタートして行く工藤選手の背中に声をかけ無事を祈る。
AM10:00少し前、20チームから参加した日本人チームの中ではトップの速さで最初のライダー交代の地点である「サントトーマス」に到着した。第2ライダーは「倉下選手」である。順調に第3ライダーの「上野選手」と繋ぎ、3人が2回ずつ走った頃にはなんとクラス1位なっていた!!
そしてもう12日が終わろうとするころいよいよ真打登場だ!今回初のライドである「オイラ」にバトンが廻ってきた。クラス1位のプレッシャーがいつもよりスロットルの開けをラフにする。1時間ほど走ったとき「深い砂のウオッシュ」で思いっきりリヤーを跳ね上げられた。「やった!」と思った瞬間にはサンドの中に叩きつけられていた。気がつくとマシンはとんでもない方向にに転がっていた.右肩に激痛が・・鎖骨が折れているようだ,腕が上がらない!しかしなんとかチームメンバーにバトンを繋げなくては。よれよれになりながらフラフラでマシンを操りサンイグナシオまでの50マイルを走った。【今まで生きてきた中で一番つらい時でした】みんなの顔が見えた時は安堵と申し訳ないとの思いと痛みとで不覚にも【ウルウル】してしまった。
それからの3人の走りはすさまじかった!16位まで落ちた順位をコースミスをしたり、ガス欠したり、転倒したりしながら1400km地点でなんと2位まで上げてくれたのだ。最終ライダーの「倉下選手」がフィニッシュラインを通過した時は多くのメキシカンからの祝福を受け、サイン攻めにあい、オフィシャルからの【フィニッシャー・バッジ」を手にした時はなんとも言えない感動がわきあがってきました。
カボサンルーカスでの表彰台ではスペイン語,英語を交えたスピーチが【大ウケ】!本当に嬉しい2位だった,本当に楽しいBajaだった。

グラシアス!、ありがとうBaja!また来るぞ!(そん時はもう少し優しくしてね)

金沢 光章


※総合リザルトは、SCOREのホームページ(http://www.score-international.com)をご覧ください。

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