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| 1998 BAJA1000
今年のBAJAは3年に一度のワンウェイ(エンセナダtoラパス)の1070マイル。リアルバハといわれバハフリークには人気の高いレースだ。 プロテックスポーツのサポートでチャレンジしたのは、2×(WR400)比留間智久/佐川健一郎/伊藤憲尚、9×(WR400)上野久英/倉下誠/工藤政行、253×(XR400)金沢光章/武井幸一/高藤雅彦、254×(XR600)池田忠夫/阿部剛己/田中友紀の4チーム、12名。 11月12日、7:00AM、2Xが前日の雨で程よく湿った路面をワイドオープンで飛び出していった。続いて9X、253X、255Xがラパスでの再会を誓って走り出して行く。サポートはスタートから122マイル地点の”チェックポイント2”に先回りして、各レーサーを待つ。 9:24、2Xが通過、9Xが37分、255Xが48分、253Xが57分と続く。各車快調だ! しかしこの後、2Xにアクシデントが発生した。137マイル付近で転倒し、肩を負傷したのだ。すぐに緊急レスキューを要請しヘリコプターで救出する。幸い怪我は大事に至らず、ライダーを交替しレースに復帰、追い上げを開始した。この間253Xはクラッチトラブルに見舞われタイムロス。9Xはパンク、ライトトラブルとダブルパンチを受けながらハイスピードでのレース展開を続けていた。淡々とノントラブルで走っているのがこのレースで唯一の女性ライダーを含む255Xだ。 1070マイルといえば約1700KM。これだけの距離を一気に走るバハでは何が起きても不思議ではない。走るライダーも、走るマシンも、そして国道を全開で追いかけるサポートクルーにも何かが起きる。 |
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13日、明け方。スタートから584マイルの地点で2Xを待つサポートに”360マイル地点でスタックしている”の報が入った。すぐに救出に向かう。しかし電気系のトラブルで修理不可能!ここで2Xチームのバハは終わった。 一方、7:35AMに9Xがフィニッシュ(クラス5位)。8:44AMには255Xがフィニッシュ(クラス4位)。そして10:59AMには253Xが無事にレースを終えた(クラス6位)。各チームのドラマが終了した。 12名のライダーと10名のサポートスタッフ、そして7名の観戦者。全員がBaja1000というレースの厳しさ、面白さ、バハ半島の怖さと美しさ、この非日常的な体験を通して得た感動は決して忘れない。悔し涙を流したもの、感動のフィニッシュで涙に咽ぶもの、悲喜交々のドラマを演じたオフロードのタレント達はまた再びここに戻ってくるだろう。(敬称を略させていただきました)
※総合リザルトは、SCOREのホームページ(http://www.score-international.com)をご覧ください。 |
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