このコーナーでは、プロテックスポーツがサポートを行った過去の参加者レポートを紹介します。

1998 VEGAS TO RENO

10月2日・AM6:15
プロクラスの第一ライダーがリノに向かいスタートしていった。ネバダの朝はまだ完全には明けていない。
これからの520マイルには厳しい大自然がライダーを待ち受けている。P・T・Sのサポートでこのオフロードレースに挑戦するのは、

・上野久英(MY WR400)ソロクラス
・山田昌伸(CRE250)ソロクラス
・平岡遠幸(XR600)ソロクラス
・小笠原勇介/津田欣也(KDX250)オーバー40クラス
・桝井秀宣/三浦勝/藤原剛志(KDX200)オーバー25クラス

以上の8名だ。


このレースには12ヶ所のピットが決められており、ピット以外ではライダーチェンジもガス補給もできない。我々サポートは国道を走り各ピットに先回りをしてライダーを待つ。

ピット3までは各車順調に来た。ピット4でKDX200が遅れた。このピットのタイムリミットまであと20分というときにやっと来た。どうやら溝にはまって前方宙返りをしたようだ。幸い怪我はたいしたことはない。520マイルも走るのだから、各ライダーそれぞれにさまざまなドラマを展開しながらゴールに向かう。サポートとしては無事に走り切ることを願うのみだ。

各サポートカーの無線を通じ、我々の5台のマシンは何とか順調に走っていることを確認する。日も落ちて闇夜となったネバダのデザートを一人で果敢に攻めた上野が「12時間40分」でフィニッシュ(午後7時30分過ぎ)。一方、時間に追われながら何とか頑張ってきたKDX200組は10時30分、ついにPIT9でタイムオーバーによりアウトオブレース。ここで無念の涙。しかしここまでよく走った。その努力は表彰ものだ。なにしろオフ歴1年未満が2人もいたのだから。

そして日も変わり1時36分、ソロの山田がCRE250をほとんど無傷のままゴールに入ってきた。続いて47分、KDX250の小笠原がひょうひょうとゴール。おじさんパワーは凄い。モーターサイクルの最後にゴールしたのは、ソロでXR600を駆り、520マイルを「19時間39分」で走り、ボロボロになった平岡だった。時計はすでに午前3時10分をまわっていた。

こうして我々の「ベガス TO リノ」は何とか無事に終わりました。
レースだからうれしい涙を流す人もいれば、悔し涙の人もいる。
でもしょうがないんだ!”レースだから”。
でもそれぞれが得た『感動』はデカかったゾー、と思います。

総合リザルト
1位 RUSSEL/NICK PEARSON 8:45:51 KTM
2位 DAVID ONDAS/DESTRY ASSOTT 8:48:23 KAWA
3位 TY DAVIS/DONNIE BOOK 8:54:04 YAMA

1998 SCORE BAJA500

今年のBAJA500は6月5日〜7日にエンセナダ市をスタート・ゴールとする461.6マイルのコースで争われました。優勝はHONDAのJ・キャンベル、マシンはXR628、タイムは9時間28分でした。
日本からはプロテックスポーツのサポートで加藤弘次さん。(37歳、藤沢市)、初田隆さん(30歳、横浜市)の2人が出場し、加藤さんはBAJA500連続出場5回目の実力を発揮し、クラス6位をゲット!初田さんは「来年はやるぞー!」でした。

 
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